「13 年にわたり除雪主任として無事故で除雪作業に従事」

市内には、除排雪作業に 携わる方が約100人います。
除雪地区ブロック長とオペレーター(運転手)の調整役、
除排雪作業後のパトロールなど、縁の下の力持ちとして
除排雪業務に携わり、《除雪主任》を務める田尾聖さんに
お話しを聞きました。

「私が除排雪業務に関わるようになったのは、1年前。
除雪主任として大切にしていることは
《相手のことを考えること》です。
私の仕事内容は、出動調整、除雪車の運行前点検、
除排雪作業後のパトロールなど裏方業務が多いですが、
運転手の体調が悪いときなどは代わりに運転することもあります。
埋まっている車両を助ける場面もありますが、
私が運転するときに限って回数が多い気がします。(笑)

現場ではどのような除雪をしたら市民の皆さんに喜ばれるかはもちろんのこと、
疲れている運転手にどのような言葉をかけるかなどを考えます。
運転手には、夜間の降雪が気になり熟睡できない、いつ出動要請が入るか予測できないなど、
ストレスを感じる方もいますので、時には冗談を交えて話しかけています。
雰囲気はいいと思います。

まだまだ雪の季節は続きます。
昨シーズンの大雪を経験し、見直された除雪方法を業界が一丸となり実践しています。
厳しい意見を寄せられることもありますが、「おつかれさま」「ありがとう」といった言葉をいただいたときや、
除雪を終え、子どもたちが元気よく通学している姿を見ると、夜どおしの疲れも癒やされるように感じます。
除雪の作業は、市民のくらしに不可欠な仕事です。
「冬場の道路を守る」という使命感を持ち、安全・安心な道路を確保するため、
今後も除雪作業に取り組んでいきますので、皆さんのご協力をお願いします。」